増え続けるSNS詐欺の種類と手口!騙されないための対策と心がけ
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SNS詐欺に騙されないための対策とは

SNS詐欺に騙されないための対策とは

若者にとって今や当たり前のコミュニケーションツールとなっているSNS。便利で楽しいツールではありますが、「知らない人から申請がくる」「あやしいDMがくる」といった経験をした人は多いのではないでしょうか。

いつの間にかトラブルに巻き込まれていたなどSNSを利用した詐欺も急増しています。
そこで、この記事では

  • SNS詐欺とはどういう詐欺なのか
  • SNS詐欺でよくある手口
  • SNS詐欺の対策や、詐欺にあってしまったときの対応

などについて詳しく解説します。

目次

若者も多数被害に!増えるSNS詐欺

【SNS詐欺とは】

SNS詐欺はSNSを利用した詐欺行為のことで、金銭をだまし取られたり、個人情報を抜き取られたりするなどの被害が生じています。

ネット利用者の拡大やスマホの普及でその被害件数は急増し、詐欺の手口も多様化しています。

【SNS詐欺でよく使われるSNS】
  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • TikTok
  • LinkedIn(リンクトイン)

などがあります。

【SNS詐欺で若者の被害が多い理由とは】

一般的に詐欺で狙われるのは資金力がある高齢者といわれています。
しかしSNS詐欺では、若者がターゲットにされるケースが多いという特徴があります。

SNS詐欺の場合、大金をだまし取る手口よりも、個人情報を盗んで悪用したり、金銭を要求したりする手口が多く見られます。また、なりすましで詐欺をする側に加担させられていることもあります。
SNSは若者にとっては便利で当たり前のコミュニケーションツールになっていますが、その便利さの裏で詐欺に悪用され10〜20代の若者に被害が広がっている実態があります。

SNSでよくある手口

なりすまし詐欺

実在の人物になりすましてお金をだまし取ろうとする詐欺の手口です。

電話で「息子」や「孫」になりすましてお金をだまし取るオレオレ詐欺も、このなりすまし詐欺の一種です。

SNSを利用したなりすまし詐欺は、SNS上で実在の人物・組織の名前やプロフィール画像、他の投稿画像などを勝手に使用して偽アカウントを作成し、いわゆる「アカウントの乗っ取り」を行なって詐欺行為を行います。
乗っ取ったアカウントのフォロワーなどに対してスパムメールを送りつけて被害を拡散させます。

【スパムメールとは・・・】
受信者の意向を無視して無差別に送りつけてくるメール。添付ファイルや記載されたURLをクリックすると詐欺サイトに誘導されたり、ウイルスに感染したりするなどの被害を受けてしまいます。

インフルエンサーなどフォロワーがたくさん集まるアカウントや企業のアカウントが狙われやすいですが、自身のアカウントが利用されそこから被害が出たり、知人のアカウントが利用され自身にメッセージがきて被害にあったりということもあります。

不審なメールや通知が届いたときは、開けないように注意しましょう。もし開けてしまった場合でも記載されているURLはクリックせず、公式サイトにアクセスしてメールの内容が本当かどうかを確認するようにしましょう。

フィッシング詐欺

フィッシング詐欺

ショッピングサイトや銀行、カード会社のサイトに酷似した偽の詐欺サイトに利用者を誘導し、

  • 名前やメールアドレス
  • 電話番号
  • クレジットカード番号
  • インターネットバンキングのアカウント情報
  • 正規サイトのIDやログインパスワード

など大事な個人情報を盗み取る詐欺です。盗み取られた情報が不正利用されたり、金銭をだまし取られたりするなどの被害が生じています。

個人のメールアドレスに偽サイトのURLを貼ったメールが送られてきます。そのURLをクリックすると偽サイトに誘導され、アクセスすると個人情報が盗まれるといった流れです。

なりすまし詐欺で送られてきた偽メールで被害にあうケースや、最近はSNS上の広告にフィッシング詐欺が潜んでいるケースも増えています。

フィッシング詐欺では、偽サイトに記載されたURLに短縮URLを使ってわからないようにしたり、URLに大手企業の名前を組み入れて一見本物だと誤解させたりするなど手口が巧妙化しています。また偽メールの内容が支払いの督促などの場合、つい焦ってURLをそのままクリックしてしまいがちです。
よく使うショッピングサイトは、ブラウザのブックマークを利用するなどして対応しましょう。

また銀行やカード会社のサイトにアクセスする際もメールからきたURLをクリックせず、検索から公式のホームページにアクセスしましょう。

チケット詐欺

「人気アーティストのライブチケットを譲ります」などとSNSに書き込んで呼びかけ、購入したいとコンタクトをとってきた人にチケットを送らず金銭をだまし取る詐欺です。

人気アーティストやアイドルなどのライブや人気イベントのチケットはなかなか手に入らず、どうしても手に入れたいという気持ちから、被害にあう人が多く出ています。

「支払いの早い人順」「トラブル防止のため先払い限定」など急いで支払わせるのが特徴ですが、チケットの不正転売は法律で禁止されています。

利益を得る目的で転売を繰り返す行為は違法なので、高額なチケット転売をしている、チケットを繰り返し転売しているようなアカウントは注意してください。

出会い系詐欺

出会い系詐欺

出会い系詐欺というと、出会い系サイトで出会った人にだまされる詐欺をイメージするかもしれませんが、SNSを利用した出会い系詐欺は内容が異なります。

魅力的な人物になりすました人物がSNSのダイレクトメッセージ機能などを利用してメッセージを送り、出会い系サイトに誘導します。
誘導先の出会い系サイトは悪質なサイトであることが多く、理由をつけてお金をだまし取られる被害が発生しています。

また偽の人物とやりとりを重ねるうちに恋愛感情を抱き、相手から仮想通貨などの投資を勧められお金をだまし取られるロマンス詐欺も急増しています。

SNS上での出会いには、最初から相手をだますためにコンタクトを取ってくるケースがあることを忘れないようにしましょう。
またプロフィールや画像はいくらでも嘘をつけるので、その情報を鵜呑みにしてはいけません。

副業詐欺

「○分で○万円が儲かる!」「誰でも簡単に収入が得られる副業です」などとSNSを通して呼びかけ、金銭をだまし取る詐欺です。

実際には、こうしたうたい文句通りに上手く行くことはほとんどなく、教材を購入させられたり、副業で必要だとされる道具を高額で購入させられたりします。返金を求めても応じないなど悪質なケースも多くあります。
なかには、商品販売グループに加入させられ人を紹介して報酬が得られるマルチ商法の場合もあります。

在宅ワークが増え隙間時間で稼ぎたい、家事や子育ての合間に稼ぎたいといった人が増え、副業詐欺の被害は広がっています。
「絶対に」「誰でも」「簡単に」のキーワードが使われていたら要注意です。

SNS詐欺にあわないための対策

①知らない人からのメッセージには応じない

身に覚えのない人物からのメッセージは、無視をして応じないようにしましょう。
またFacebookやLINEなど承認制のSNSを利用している場合も、知らない人の友達申請には応じないと決めておくのもおすすめです。

友人知人からのメッセージであってもなりすましの可能性があるので、本当に本人かどうかを確かめてからやり取りを始めてください。

②SNSへ投稿する際は内容に注意する

SNSにコメントや画像を投稿する際は、投稿ボタンを押す前に自分や友人の個人情報が含まれていないかをチェックしましょう。位置情報が付与される設定になっていることもあるので注意してください。また周りの風景で位置情報がわかってしまうこともあります。

一度ネット上に投稿したものは、その後自身で削除しても第三者がスクリーンショットなどを取っていれば永久に残ってしまうので注意しましょう

一般に公開せず、特定の友人だけに公開しているから大丈夫と思っている方も注意が必要です。
自身は公開範囲を特定の友人だけに絞っていても、友人側が情報を広げてしまう可能性も十分あることをわかった上で、投稿するようにしましょう。

③自身の情報が悪用されていたらすぐに状況を記録する

もし自身を特定できる情報がSNSで悪用されているのに気づいたら、すぐに「スクリーンショットをとる」「画像を印刷する」などして保存します。同時に、日時や経緯なども細かく記録して残しておきましょう。

④あやしいかもと思ったら運営会社などに連絡する

あやしい、おかしいなど不審に思うことがあったら、SNSの運営会社や信頼できる家族、友人などに相談しましょう。

できるだけ早く対応してもらうことで、自分だけでなく他にも巻き込まれている可能性があるユーザーへの被害を抑えることもできます。

⑤スマホやPCのセキュリティを最新のものにしておく

基本的なことですが、スマホ本体のセキュリティ設定を見直す、OSやアプリを最新の状態にアップデートしておくといったことも詐欺にあう確率を下げるので重要です。

SNS詐欺にあってしまったら?

①クレジットカード情報を入力してしまった場合

偽サイトにクレジットカード情報を入力してしまったら、早急にクレジットカード会社に連絡し、カードの利用を停止してもらいます。
同時に支払停止の抗弁権を使用することで支払いを取り消せる場合があります。これはクレジットカード会社からの代金請求を拒否できる制度です。条件はありますが、カード利用の停止依頼の連絡とともに申し出るといいでしょう。

またパスワードも入力していたら、パスワードも早急に変更します。他でも同じパスワードを使っていたら、それらすべてのパスワードを変更する必要があります。

②お金を振り込んでしまった場合

チケット詐欺などでお金を振り込んでしまったら「振り込め詐欺救済法」という制度が使える可能性があります。

振込の記録、相手とのやり取りなどの記録をとっておき、金融機関(銀行やクレジットカード会社)に連絡した上で、警察に被害届を提出します。

金融機関が加害者の口座を凍結するなどの手続きを行い、最終的に被害回復分配金が支払われます。 ただし加害者側の残高が1,000円未満になっていると返金はされません。またプリペイドカードの番号を教えた場合や、現金を手渡した場合など口座振込以外でお金をだまし取られた場合は対象になりません。

③注文した商品が送られてこない場合

「商品が届かない」「業者との連絡が取れない」などの場合は、メールでのやり取りの記録、代金振込の控えなどをとっておき、国民生活センターの「消費者ホットライン」や、最寄りの都道府県の「サイバー犯罪相談窓口」に連絡しましょう。

SNS詐欺の内容は多岐に渡っています。特に仮想通貨詐欺などネットを使った投資詐欺にあった場合、専門的な知識が必要になります。公的機関へ相談するとともに専門の調査会社へ相談するようにしましょう。

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